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更新日 : 2007年01月30日

国家事業としてとらえる雇用創造

パソナ創業の日、2月16日に、パソナ・シャドーキャビネットを立ち上げることにしました。
シャドーキャビネットとは、国家と同じ目線で問題点を見つけ出し、見定め、勉強し、議論しあって、提案していく組織です。
そもそもイギリスにシャドーキャビネット(影の内閣)というのがあり、それは野党が与党に対抗する政策を国民に訴えるための公の組織です。メンバーは政策を立案するため専門分野に習熟するのみならず、国民は多様な選択肢をえることができます。
雇用創造は、そもそも国家事業です。
パソナは、社会の問題点を解決するというのが企業理念ですが、社会の問題点を見つけ出す環境を作り、問題意識を洗い出して議論し、そこで得た結論や新たな提言を世の中に情報発信していきたい。
そこで、長年にわたりご指導賜っている作家の石川好美先生を議長として13のテーマでこれから提言してきます。雇用を切り口に、女性就労、若年層、シニア、障害者、国際グローバル、地域活性、規制緩和、起業、ベンチャー、農業、環境、教育、文化、スポーツ、メンタル、介護、医療、福利厚生。
そしてそれぞれのテーマに大臣を置いて、年に2回、一週間ほど、国会のように代表質問を行います。
まずは学ぶことから始めたい。そして変化を先取りし、問題点を見つけ出し、自分たちはそれをどうするか、社会に提言していかなくてはなりません。
そこに、新しいビジネスも生まれるでしょう。

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