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更新日 : 2024年05月21日

大阪・関西万博で『iPS心臓』が動き出す!

パソナグループは大阪・関西万博が開催される2025年に創業50年目を迎えます

私たちは創業以来、「社会の問題点を解決する」という企業理念のもと、様々な挑戦をしてきました。現代の「社会の問題点」、それは「健康」ではないでしょうか。「身体の健康」「心の健康」そして「社会的な健康」。この3つをあわせた「Well-beingな社会」こそ、私たちが目指す未来です。

その思いに共感していただいたのが、iPS細胞による再生医療の第一人者である大阪大学名誉教授、大阪警察病院院長の澤芳樹先生です。澤先生との出会いにより、私は大阪・関西万博へのパビリオンの出展を決意しました。

「身体の健康」のために何より大切なのが「食」です。豊かな大地で太陽の恵みを受けて育った食べ物は、人々の健康を支えてくれます。私たちはもっと自然を大切にし、感謝の気持ちを持ち、豊かな自然を取り戻すべきではないでしょうか。

また、「心の健康」「社会的な健康」のために大切なのは、「向こう三軒両隣」の精神で、お互いに助け合う「Mutual Society(互助の社会)」。そうした思いやりや心の豊かさこそ、私たちにとっての「真の豊かさ」です。

そこで、パビリオンのコンセプトは「いのち、ありがとう。」としました。パビリオン名は「PASONA NATUREVERSE」です。

「NATUREVERSE」には、自然を尊重し大切にする世界を創りたいという想いを込めました。産業革命以降、テクノロジーの急速な進化により、自然が破壊され、環境問題を引き起こしました。本来、テクノロジーとは、自然を豊かにするため、人々が健康になるために進化しなければなりません。「自然とテクノロジーの調和」こそ、何より大切です。

パビリオンでは「からだ・こころ・きずな」をテーマに様々な展示を行います。

目玉となるのは、エグゼクティブプロデューサーにお迎えした澤芳樹先生が開発する『iPS心臓』の展示です。iPS細胞や既に実用化されているiPS心筋シートの技術をもとに、生きた細胞による立体の心臓を培養。培養液の中で『iPS心臓』が実際に拍動する様子をごらんいただきます。医療の未来・いのちの未来を創る新たなテクノロジーの可能性を、世界に向けて発信します。

万博後は、パビリオンをレガシーとして淡路島に移設します。

パビリオン『PASONA NATUREVERSE』を通して、身体・心・社会的な健康を実現するWell-beingな社会、そして誰もが心豊かにイキイキと活躍する真に豊かな社会のあり方を、世界に向けて発信してまいります。

*2024年5月21日現在の情報です。

 

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