3月3日に、第5回目の「職博」を全国60拠点で同時に開催しました。
テーマは「ワーク・ライフ・バランス with PASONA」~楽しく働き 豊かに生きる~ です。土曜日だったこともあり、家族連れや、若者、熟年の方や、普段企業で働く方々などたくさんの方におみえいただきました。
楽しく働き豊かに生きるためのヒントになるセミナーや、お仕事のご提案など、一日楽しんでいただける内容で、就労を希望する方々に少しでもお役に立ちたい、勇気がわいてチャレンジしていきたいと感じてもらえたらというものです。
午前の基調講演として、東洋大学教授、白石真澄さんに「本当に聞きたかった教育の話」~ 今大切な社会人力とは~というテーマでお話いただきました。
白石さんの話は明快で、教育再生会議の7つの提言や、今求められている社会人力とは何なのかを説明してくれました。
社会人基礎力を構成する3つの要素は、前に踏み出す力(アクション)、考え抜く力(シンキング)、チームで働く力(チームワーク)です。
経済産業省が去年の2月にまとめたものですが、この3つを色々な場面に当てはめてみると気づくことがたくさんある。たとえば、お客様の要望にどれだけ応えられるか、現場に柔軟性はあるか、それを自分だけのものとしないで他を巻き込むことができるか。こうしたことを検証するべきだと話していらっしゃいました。
彼女のモットーは「すべての人に優しい社会を」ということだとか。
難しいけれど、大切なことですよね。
お二人のお子さんを育てながら一生懸命仕事をする。
大学教授で、国の委員もたくさんつとめられ、しかもお子さんのPTAの会長をされるなど、バランスのとれた生活をしていらっしゃる。
こうしたステキな女性がどんどん登場し、リーダーシップをとれるような社会にしていきたいものです。
更新日 : 2007年03月12日
東洋大学教授の白石真澄さんにお越し頂きました
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