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更新日 : 2007年01月06日

冒険家の高野孝子さんにおめにかかりました

すごい女性がいるもんだなと、感動しました。
高野さんは、バックパックひとつで世界各地のどんなところにでも、たった一人で出かけて行ってしまいます。
アマゾン川をカヌーでくだり、パラシュートで北極点に降下し、北極海を横断しながら冒険の現場と教室をインターネットでつなぐ・・・。
近年は、グリーンランド、アラスカ、ヌナブート、イギリスなどで、気候変動や、越境汚染、人と自然の関係をテーマに調査研究をし、地球環境保護に取り組んでいらっしゃいます。
1992年に、人と地球を考える「エコクラブ」を創設し、その後、地球規模の環境教育活動「ワールドスクール」の日本組織を作りました。
2000年にはグリーンランド東部で、先住民族の環境変動に対する認識の調査を行うほか、
アラスカ先住民族や、イヌイット、スコットランド各地の野外教育プロジェクトなど、さまざまな活動に取り組んでおられます。
そして、現在、環境教育活動を統合した「エコプラス」理事としてご活躍です。
「エコプラス」は、人と社会のあり方について、自然や文化、伝統と、近代的な快適さはどう折り合っていくか。大自然体験、リサイクル活動、地域活動などを通して、日本と世界の子供たちに地球的視野での環境教育プログラムを提供しています。
こうした活動が評価され、2002年には、未来の地球のために活動する女性に贈られる賞「オメガ・アワード」を受賞されました。
世界的に評価の高い高野さん。
「たくさんの国の人たちが宗教など色々な衝突があっても、自然の中で共同生活をしながら乗り越えられたのだというのが、平和を考えるときの私の原点です。自然と人間の関係をちゃんと理解することと、互いの違いを受け入れることが大事です。
これからも、未来に向かって、人が大切にしてほしい、自然、環境、生き方を考えることなどを発信し続けていきます」とお話されていました。

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