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更新日 : 2020年09月23日

オンラインイベント「女性起業家最前線2020~女性起業家が見る未来~」が開かれました

9月10日、パソナグループの女性起業家支援トータルプログラム(Ladies Be Ambitious)が主催するオンラインイベント 「女性起業家最前線2020~女性起業家が見る未来~」が開かれました。

 

なぜ今、女性起業家支援なのか、スタートアップ企業の株式会社TPO代表取締役/ Founder & CEOマニヤン麻里子氏や、女性起業家支援を行うEY新日本有限責任監査法人 藤原由佳氏、デロイトトーマツベンチャーサポート 敬礼寺正隆氏をお招きして、ディスカッションをおこないました。

 

LBAは、パソナグループが2014年に始めた女性に特化した起業家育成、事業支援プログラムです。これまでに約120名の方々にご参加いただき、37名の起業家を輩出してきました。マニヤン氏は、去年開催したLBA女性起業家コンテストQueen Award for Startupsでグランプリを受賞されています。

まずは、マニヤン氏から、「女性にとって起業するとは」というテーマでお話しいただきました。マニヤン氏の事業は、一人一人の個性が称賛され、インクルーシブな社会のための新しいインフラを目指して2016年に起業したこと、職場で私生活の相談に応える日本初のコーポレートコンシェルジュサービスを展開し、いままでに2万9000件実施し、25社の1万人の方たちにサービスを提供しています。

 

 

続いて、どんな起業家支援をしているか、EY新日本有限責任監査法人パートナーの藤原由佳氏です。藤原氏は監査法人のパートナーという仕事の傍ら、東京ワーキングママ大学監査役や女性経営者ネットワーク(EWW)の運営、女性活躍、ダイバーシティを推進する活動にプロボノでかかわっていらっしゃいます。女性起業家は、仲間や先輩の声を聴くことが大事だと、多くのメンターを集め、アクセラレータープログラムを実施しています。

敬礼寺正隆氏は、デロイトトーマツベンチャーサポートにお勤めで、東京都女性起業家成長促進事業「APT for Women」のプロジェクトリーダーをされています。そこで女性ベンチャーの掘り起こしと裾野を拡大させ、女性起業家のロールモデルの創出を図っているということでした。

さらに、パソナグループの執行役員で女性活躍推進担当兼、子育て支援事業を手掛けるパソナフォスター長畑久美子代表取締役社長からは、30代で会社という組織の中でビジネスを立ち上げたときも、子育て支援事業の社長に就任した時も、先輩や仲間たちに教えを請い、一緒になって働くメンバーのモチベーションをマネジメントしてきたと話しました。

 

パソナグループ常務執行役員で成長戦略本部NVCFの進藤かおり事務局長の進行で議論が進みました。日本に女性起業家が少ない理由はなぜなのか、どうしたら増えるか、女性起業家を目指す人に伝えたいことなどを伺っていきます。

藤原氏は、自分はベンチャーが好きで起業家支援をすることにモチベ―ションがある。多くのメンターにどうすればEWWに入ってもらうかで苦心している。

敬礼寺氏は、女性起業家志望者は、思いの強さは格別だが、それ以外の、スケールを求めたりマネタイズすることを考えられるようにサポートして導いていくようにしている。

長畑社長は、マネジメントの先輩と、失敗や悩みを共有できるように交流していったと経験を語りました。

 

また、サラリーマンで起業しようとしている人は、最後まで辞めずに、勤めながらできることをやっていくこと。自分が働いている企業でイントレプレナーとしてできればテストをしてみたり、マーケットニーズがあるか商品化してどう売るかといったブラッシュアップをしていったほうがよいと提案されました。

 

起業を目指す人たちに敬礼寺氏は、スケールや知識を得るルートを確保するためにネットワークを創ろう、藤原氏は、やろうと思ったら絶対にできる。自信を持ってやりたいことをやってほしいと熱く訴え、マニヤン氏は、人や経験の引き出しをたくさん作っておこう、長畑氏は恥ずかしがらずにやっていくとヒントがあると語りました。

 

最後に進藤事務局長から、起業を目指す女性たちと5年間対峙してきて、共感力や柔軟性があると感じている。こういう社会環境のいまだからこそ、チャレンジしてほしいと結びました。

パソナグループの女性起業家支援トータルプログラム(Ladies Be Ambitious)は、起業で夢をかなえたい女性たちを応援 しています

LBAの詳細はこちら

 

*2020年9月23日の情報です。

 

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