テレワークを導入するには何が必要でしょうか。
最低限パソコンでできる仕事であること、使用するパソコンが業務に対応していること、そして自宅等のネットワーク環境が整っていること。会議を行うためにはカメラとマイクも必要です。
テレワークを始める前に事前に色々と試す必要もあります。
会社のスマートフォンを使ってテザリングが可能か、Wi-Fiの通信速度は業務に使えるのか。
そして、ウェブ会議システムやチャットツールなど、コミュニケーションツールを使うことができるかなど、これまで経験したことがないソフトを使うことも必要になります。
現状として資金や設備が足りないため、またこれまで導入実績がないため、なかなか在宅勤務に踏み切れない会社もあるのではないでしょうか。
東京商工会議所が3月に実施した東京23区の約1万3000社対象のアンケート(回答率10%)では、テレワークを実施しているのは26%で、検討中が19%という結果が出ています。従業員300人以上で57%、50人以上で28%、50人未満で14%ということです。
パソナでは、新型コロナウイルス対策等に伴う都内中小企業のテレワーク導入を支援する『令和2年度 東京都テレワーク導入モデル体験事業』を東京都から受託し、1,000社にテレワーク用PCを一定期間無償貸与する本事業の利用企業の募集を開始しています。
各社のICT環境や利用シーンを確認しテレワークツールを設定したノートPC等を1カ月間無償で貸与します。
支援スタッフが貸与機器の利用方法の説明や、使用する企業内の既存の端末等の設定支援を実施し、
貸与期間中は操作方法等の不明に関する相談にも対応します。
新型コロナウイルス対策等を受けてテレワーク導入に取り組む都内企業を支援すると共に、
働きたいと願う誰もが、それぞれのライフスタイルにあわせた働き方で活躍できる社会インフラの構築をこれからも一層目指してまいります。