パソナグループ、イーハトーブ東北は、「古民家再生」で地域活性や交流人口拡大、観光客誘致を目指し、岩手県一関市骨寺村荘園遺跡地域に古民家ステイ&カフェ「栗駒茶屋」をオープンしました。
岩手県平泉町は、年間200万人もの観光客が訪れているにもかかわらず、宿泊施設が少なく、平泉町に宿泊する観光客は全体の2%にも満たない状況です(平成28年度岩手県平泉町調べ)。
そこでイーハトーブ東北は、2018年7月に平泉町の古民家を改装し、古民家リゾート「平泉倶楽部~FARM&RESORT」を開業しました。
そしてこのたび、2019年6月、平泉に隣接する一関市骨寺村に「古民家ステイ&カフェ『栗駒茶屋』」をオープンしました。栗駒茶屋は、昭和初期に建てられた元旅館で、栗駒山の山麓にある須川高原温泉へ湯治に行く際に使われていたところです。旅館から温泉場に向かう道の途中に茶屋があり、旅人にお餅やお茶を提供していたことから、1階は茶屋、2階は宿泊施設として再生しました。
1階のカフェの目玉メニューは「一ノ関雪氷」です。
ミルク味のふわふわさらさらしたかき氷の上に、新鮮な野菜と果物を組み合わせたシロップをたっぷりかけ、その上に栗駒茶屋のシンボル「本寺キツネ」をかたどったクッキーがのっています。本寺キツネというのは、栗駒山山頂斜面の残雪が、田植えの時期にキツネの形に浮かび上がることから、地域の人たちから「本寺キツネ」と呼ばれ愛されている景色です。そのほか、岩手県釜石市のくろがね珈琲やタピオカスイーツも提供します。
2階の民泊施設は、一日一組限定で最大20名。設備は最新ですが、古民家の趣をそのまま残し、縁側からは自然が一望できます。
イーハトーブ東北は、東北の観光振興と地域産業の更なる活性化に取り組んでいます。
HP:https://kurikomachaya.com/