循環型農業に取り組むAwaji Nature Farmはこの夏、有機栽培による自然派ワインの生産を目指して、『自然循環型ワイナリー』で醸造するブドウの植樹を行いました。
『自然循環型ワイナリー』は、2025年春にサステナブルガーデン「Awaji Nature Lab&Resort」近郊で開設する予定です。
Awaji Nature Farmは、これまで自然循環を重視した農法を取り入れ、地域の環境保全と農業振興に貢献してきました。
今回、開設する『自然循環型ワイナリー』には、フランスで自然派ワインを長年にわたって造り世界的評価を得ている栽培醸造家 大岡弘武氏をアドバイザーにお招きしました。自然の力を最大限に活かし、環境負荷の少ないワイン生産に取り組みます。
ブドウの品種は、ヤマブドウを主体に品種改良された日本でもあまり栽培されていない特別なブドウ品種「りざん」「龍王」を採用。
ブドウ栽培からワイン醸造までの全過程で有機栽培を推進するとともに、淡路島でパソナグループ関連の飲食施設や連携する水産加工業者からの食品残渣などを堆肥化した肥料でブドウを育てる、持続可能な循環型農業モデルを構築します。
ワイナリーは将来、訪れる方々に自然循環型農業の魅力を体験いただく観光農園としても運営する予定です。見学ツアーやワインのテイステイングイベントなどを通じて、地域の特産品であるワインの魅力を発信し、淡路島全体の観光振興にも貢献していきます。
健康や環境に配慮した次世代型の農業の取り組みを拡大し、地域農業・観光の活性化と農業関係人口の増加を目指します。
*2024年9月18日現在の情報です。