このたび、『淡路島ユネスコ協会』が発足しました。
ユネスコとは国際連合教育科学文化機関のことです。教育、科学、文化を通して、世界中の人々の相互理解を促進し、平和で持続可能な社会をつくるための活動をする組織です。日本を含む193の国と地域が加盟しています。
昨年12月13日に発足した『淡路島ユネスコ協会』は、日本ユネスコ協会連盟の承認を得て、ユネスコ憲章の精神に基づき、淡路島の伝統芸能や自然文化遺産の継承など地域課題の解決につながる活動を行っていきます。
名誉会長には、第8代ユネスコ事務局長を務められた松浦晃一郎さん、会長には前・京都府知事の山田啓二さんに、それぞれご就任いただきました。理事長には、パソナグループ 取締役常務執行役員の南部真希也が就任。そして理事には、バレエダンサーの針山愛美さん、淡路島ご出身の女優 朝比奈彩さん、同じく淡路島ご出身のサッカー選手 加地亮さん。そして、顧問には淡路市、洲本市、南あわじ市の各市長の皆様をお迎えし、力強くスターを切りました。
淡路島は日本最古の歴史書『古事記』における「国生みの島」であり、淡路瓦や、人形浄瑠璃をはじめとする伝統芸能、お香の原料である沈香という木が流れ着いたことでも有名で、現在、国内シェアの半分以上を占める線香の生産地としても知られています。また、古代から朝廷に食材を献上してきた「御食国(みけつくに)」と呼ばれ豊かな食文化にも恵まれています。
こうした淡路島が有する、文化・教育・芸術・スポーツ・歴史・食・美術などの分野における多くの魅力を世界に発信していくとともに、ユネスコの理念の啓蒙活動に貢献していきます。
▼淡路島ユネスコ協会の詳細はこちら
https://www.awaji-unesco.org/