前回、パソナグループは創業以来、一貫して、新たな雇用インフラの構築に取り組んできたと話をしました。
今回は、産業構造の変化に応じた人材育成についてお話をしたいと思います。
振り返って1980年代、たくさんのワープロメーカーが乱立し、オフィスへのワープロの普及が進む中、新しいビジネスツールであるワープロのオペレーターの育成がとどこおっていました。
そこでパソナは、1988年に「ワープロ・オリンピック」を開催し、オペレーターの育成を進め、パソコンが普及し始めた90年代には「ホーム・コンピューティング・ネットワーク」を設立して、日本最大のパソコン教室ネットワークを作るなど、日本全体のITリテラシー向上に貢献してきました。
そして現在は、IOT、AI、RPAの著しい進化を見据え、専門人材の育成を強化し、スタッフの更なるキャリアアップ支援するための「RPA」の研修プログラムを全国に設けています。さらに、クラウドソーシングを活用したライフサポート型ポータルサイトを提供し、専門的なスキルを活かすフリーランスで働く皆様のためのタレントシェアリングサービスを行い、都市部と地方の中小企業のマッチングも行っています。
新たな雇用インフラの構築、産業構造の変化に伴う人材育成など、パソナグループの挑戦の歴史はまだまだ続きます。