今、世の中のモノサシが減っているような気がします。
偏差値が高いのがいいこと・・。
お金持ちになるのがいいこと・・。
モノサシは、なるべくたくさんあったほうがいいのではないか。
かけっこで一番なのも、
算数ができるのも、
絵が得意なのも、
笑顔がステキなのも、
心遣いができるもの、
全部能力ではないでしょうか。
どれもすべて同じ才能だと、子供のころ母に教わりました。
みなさんは、どんな職業が「よい職業」「いい仕事」だと感じますか？
お金をたくさんもらえる仕事ですか？
かっこいい仕事ですか？
単純作業でも、高度なスキルを使う仕事でも、どれも同じ仕事ではないか。
仕事は「すべて尊い」のではないでしょうか。
派遣で専門性の高い仕事をするのもすばらしいことです。
英語や経理、貿易に関することを勉強するのも立派なことです。
お茶を出すのも同様です。
心を込めてお茶を入れてもらうと、本当においしいですよね。
そこにホスピタリティーがこめられていれば、誰もができる仕事とは言えないでしょう。
多様な価値観で見れば、社会が柔軟になる。
仕事とは、自分らしさをいかに表現できるか。
それが重要なのではないでしょうか。