今、新入社員募集のための会社説明会を行っています。
僕は必ず、みんなの前で一度は話をするようにしていて、
今日は学生からの質問で、
「5年後、10年後のビジョン」について聞かれました。
文化や、音楽などの価値が出てくるのではないか。
淡路島で「ここから村」という一日の半分を農業、
半分を芸術といった働き方を提案していますが、
たとえばそういうことだったり、
東京タワーの隣にある「スターライズタワー」で、
若手アーティストの夢の実現やキャリアサポートをしていたりします。
これを5年後、10年後につなげていきたい。
新たな仕事を創造し、活躍の場を広げていく。
あるいは、地域活性が雇用を生むでしょう。
淡路島で独立就農を支援する「パソナチャレンジファーム」を始めて4年たちますが、
その中から地方が好きになって定住する若者がいる。
周囲を豊かな海に囲まれ、
気候が温暖で、都会とは違った魅力があります。
地元の農産物を食材に使ったカフェやレストラン、パン工房に
地域交流を促進する音楽ホールなどを備えた施設「のじまスコーラ」では、
島内外から人が集まることで、地域産業に貢献するだけでなく、
「ここから村」の卒業生が中心になって運営してくれています
新しい価値観をもつ若者にとって、
自分自身の将来に夢と希望を持って
イキイキとチャレンジできる環境が地方にはあるのです。
そして、僕たちは、
若者が地方に集まるきっかけとなる仕組みづくりに取り組んでいます。
地方で定着できる就労環境を整えることで、
過疎化や産業衰退に悩む地方の活性化につなげていきたい。
2012年9月に新会社「パソナふるさとインキュベーション」を設立しました。
地方自治体や地域産業にパソナグループのノウハウを活かし、
地域社会での新たな雇用創造をしてまいります。