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更新日 : 2013年11月26日

おもてなしの心

目は希望を表し、
声は活力を表し、
微笑みは品格を表し、
物腰は人格を表します。
そして表情は感情の全てを表します。
表情一つが
おもてなしにつながるのではないでしょうか。
また、同じ言葉を発するにも、
言い方一つで相手が受け取る印象は大きく違ってきます。
笑顔で言っているのか、
怒りながら言っているのか、
優しい言い方をするのか厳しい言い方をするのか、
どういう言葉の使い方をするのか・・・。
まったく印象が変わります。
たとえば、レストランで最後の客となり、
閉店時間になろうというときに、
お店の方から「十分召し上がっていただきましたか。
ごゆっくりして頂けましたか」と言われるのと、
「閉店となりますので何かいりますか」聞かれる場合。
パーティの最後の客となったときに、
ホストから「皆様、大変お楽しみいただけたようでよかったです。
楽しいひと時を、ごゆっくりお過ごしいただけましたでしょうか」といわれるのと、
そろそろお開きの時間ですが・・・・」と促される場合。
昼食時に訪問先で「もうすぐお昼の時間ですが、どうされますか」と言われると
もう帰らないといけないと催促されているように感じますが、
一緒に昼食をとりたい、心から召し上がっていってほしいと思うと
「ご用意しておりますので一口だけでも・・」という言葉が出てきます。
「言外の意」とはよく言ったものですが、
日本人は言外の意を汲む文化があります。
おもてなし文化が見直されている今、
日常の物腰を見直して
お互いに気持ちの良いコミュニケーションを心がけていきたいものですね。

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