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更新日 : 2013年10月23日

大丈夫か、日本の水資源

先日シンガポールに行ってきました。
シンガポールの歴史は新しく、
国際競争力に富み、
ヨーロッパやアジア各国から多くの方々が訪れています。
夜遅くまでデザイン性の高いホテルや水面をサーチライトが照らし、
心地よい噴水の水音の中、
皆ワイワイ楽しんでいました。
実はシンガポールでは、「水」が大変貴重な資源です。
雨はたくさん降りますが、
国土が平坦で狭いため貯水池だけでは足りず、
海外からパイプラインで輸入しています。
最も大切なライフラインである水の確保は、
シンガポールにとって大きな課題となっています。
 
日本の私達の日々の暮らしでは、
のどが渇けば蛇口をひねって簡単に飲むことができ、
料理にも、
花の水遣りにも、
お風呂にも水をふんだんに使っています。
そんな安心した日常を送っていますが、
地下水などの水資源を目的に
日本の山林が外国資本に何年にも渡り買収されています

世界的な水の獲得競争がなされる中、
日本の地下に眠る豊富で上質な水資源を狙って
海外から格安な森林取得が行われている。
本来であれば、政府が法をもって
日本の資源を守るべきなのではないでしょうか。
日本のゆるやかな土地取引では、
目的も問われず、
利用方法などの事前届出も必要ありません。
気がつけば、裸の王様になり、
一番貴重な資源を手に入れられないということにならないか・・・。
果たしてこれでよいものなのかと感じました。

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