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更新日 : 2012年09月25日

企業が失ってはならないもの

企業が失ってはならないものとはなんでしょうか。
企業が失ってはならないもの、
その一つは「創業精神」ではないでしょうか。
創業時は、「何のために事業を始めるのか」を、
自分にとことん突き詰めます。
世の中を変えたい、
社会の問題点を解決したい、
人々の生活を良くしたいといったことを目標に事業をスタートする。
ところが、
年月が経つうちに、その目標や事業の目的が
「売上」や「利益」をあげることだけに変わってしまうことがよくあります。
その結果、創業の精神が薄れ、
企業は何のために活動しているのか、
目標を見失ってしまいます。
二つ目は「大義名分」。
「倫理感」と言ってもいいかもしれません。
人の役に立てるようにと始めた事業でも、
儲かるものだけに特化してしまうと、
大切なものを置き去りにしてしまうことがあります。
これをすれば人の役に立てるのに、
助けることができるのにと気づいていても見て見ぬふりをする。
むしろ、それに気づき変化することが
成長につながるかもしれない。
今ある、当たり前だと思っているものを壊すことで、
新しいものが生み出されることもあります。
何の事業をするかではなく、
何のために事業をするのか、
その「大義名分」を常に忘れないことが大事だと考えています。
そして最後に「思いやり」です。
私たちパソナグループの事業は「人を活かす」ことです。
人材サービスをとおして、一人ひとりの人生のお手伝いをする。
ご本人ですら気づいていないかもしれない能力や人柄、
魅力を引き出して差し上げるためには、
思いやりを持って、
その人の立場に立ちじっくりと話を聴くことが大切です。
企業に対しても同じで、
その企業の立場に立って、
困っていることはないか、
お役に立てることはないかを誠心誠意考えます。
地域や国に対しても、こんなことができたらいいのではないか、
こんなふうになったらその地域が活性化するのではないか、といったことを考える。
何をするにしても「思いやり」を忘れてはなりません。
誰もが自由にイキイキと自信と誇りを持って働くことができる社会を創るために、
「社会の問題点を解決する」という企業理念の下、
この3つを胸に歩んでいます。

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