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更新日 : 2006年10月27日

スポーツシューズの裏にある企業精神

スポーツの秋、到来ですが、みなさんスポーツを楽しんでいますか?
先日、アシックスの創業者である鬼塚会長にお目にかかりました。
鬼塚会長は、「せっかく戦争から生きて帰ってきたのだから自分の納得の行く仕事をしたい」と思い1949年にアシックスを立ち上げたそうです。
子供たちに、「健全なる身体に健全なる心を宿したい」。
スポーツこそ、青少年を育てることができる。
「スポーツによって青少年を育てよう」とスポーツシューズを作ることを決意しました。
あらゆるスポーツに靴は必需品です。
スポーツの種類にあわせて長い年月かけて多岐に渡るスポーツシューズを開発していきました。
滑らず止まりすぎないように、通気性をよくするために・・・血のにじむような努力をし、イチローや高橋尚子といったトップクラスのアスリートが満足する靴を現在でもつくり続けています。
「私利私欲をもってやる事業は続かない。
会社は社会に役立つ仕事をする。
どのように社会に貢献していけるか。
アシックスは、青少年が立派に成長することに貢献したい」と力強くおっしゃっていました。
「いかにして社会に貢献するかという目的を明らかにし、社員全員の思いを同じくすることが大切です。そしてそこに働く人たちが本当にいい企業だと誇りに思う会社になることが企業経営の根幹です」とお話される鬼塚会長は88歳になられた今も情熱的で、夢やロマンを持ち続けていらっしゃる。
背筋が伸びる思いがしました。
ライバル企業を意識したわけでも、儲け第一で進めてきたわけではないけれど、その高い志で、今では日本一の企業です。僕もいつまでも夢を持ち、信念をもって仕事に取り組んでいきたいと改めて決意しました。

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