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更新日 : 2018年06月01日

パソナグループの新年度が始まりました。

2018年6月1日、すがすがしい朝を迎えました。

6月1日はパソナグループの新年度の年度初めになります。

今年4月に淡路島で行われた入社式に参加した新入社員たちは、今日から各部署へと配属されました。入社してから様々な研修を経て、先日は淡路島で研修の成果発表がありました。

そこで彼らが口をそろえて言ってくれたのは、「パソナグループに入社してソーシャルアクティビストとして、またライフプロデューサーとして、誰からも信頼される人材になりたい。人に寄り添って、役に立ちたい」ということでした。すごく嬉しかったです。その感謝、感動、感激の気持ちを、これから10年先、20年先までずっと持ち続けて欲しいと思います。

 

さて、人は年齢を重ねて知識がつくと物事を損得勘定で判断するようになります。そしてできるだけ無駄を省こうと頭で考えるようになります。しかし本当に大切なのは、「頭で疑って、心で決める」ことです。何かを決めるとき、決断するときは、心、すなわち信念で判断することが大切なのです。

 

ところで、昨日、働き方改革関連法案が衆議院を通過しました。働き方改革法案の是非はともかく、人が夢と志を持って、ライフスタイルに合わせた働き方ができる仕組みづくりが必要です。

43年前、私が学生時代にパソナグループを創業した時の願い、それは「格差のない社会」でした。正社員とパートタイムの格差、また同じ正社員でも企業間で格差がある、それをなくしたい。一日4時間働いても、フルタイムで働いても、1時間当たりの給与が同じになる仕組みをつくろうとエキスパートサービス(人材派遣)をスタートしました。

 

働く人にはいろんな事情、状況の人がいます。また、同じ人でも、時期によっても働ける環境も変わります。

夢と志に燃え、休日も関係なくとにかく働いて、世界を舞台にアントレプレナーとして活躍したい人もいるでしょう。何らかの事情を抱えていて働けない方もいます。いろんな方たちがいるのです。

 

そうした方たちに向けて、様々なセーフティネットをつくりたい。そういう想いからベネフィット・ワンのサービスを創り、働く人を支援するためカウンセラーやメンターが働く人の相談に応じる仕組みをつくりました。そうした仕組みを社会全体でつくっていきたい。

 

そのために「社会のあり方改革」に取り組んでいきたいのです。それは、企業から見た働き方改革ではなく、働く一人ひとりの目線でセーフティネットをつくることです。

不要な規制は緩和して必要な規制をつくる。自由な社会で飛び立って行ける仕組みをつくることができれば、日本はさらに元気でイキイキとした豊かな社会になるでしょう。

 

これからもソーシャルアクティビストとして頑張ってまいります。

 

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