今日も楽しかった!

南部靖之の日々更新BLOG 最終更新日:2007年05月28日 (月)

みなさん、こんにちは。ここでは日々感じること、聞いてほしいこと、考えていることなどを発信していきます。みなさんの意見も聞かせてね!

 

2007年05月の記事一覧

 

「仕事上のストレスによるうつ病などで労災認定を受けた人が2006年は過去最多、そのうち過労自殺も過去最多」という記事に驚きとともに、さもありなんと心の中でつぶやきました。

日本の自殺者は毎年3万人以上。
10万人あたりの自殺者数である自殺率でみると、先進国中、最も高くなっています。
しかも90年代後半、バブル経済崩壊以降右肩上がりで増えてきました。
「仕事が原因で心の病になることがある」という認識が広がっているとのことです。

最近の組織は、お互いの仲間意識よりもお互いを監視するようになっていて、
本来上司が部下を守り、先輩が後輩を守るべきですが、人間関係が薄くなっているように感じます。
また、社会事件があるごとに事件を防ごうとして法的な規制がどんどんできてきます。
社会秩序をきちんと保つことも大切だけれど、頑張って働いている人達がファジーに、自由に、人間的尺度で動ける組織も必要ではないでしょうか。
あれをしてはいけない、これをしてはいけないと、大人も子供も日々の生活に縛られて
ストレスが増えている気がします。
ストレス解消のできる社会の仕組みを作っていかなければならないですね。

 
 

先日、TV東京の「ワールドビジネスサテライト」にインタビュー出演しました。
「官から民へ」という「市場化テスト」についての特集で、ぼくのコメントはハローワークに関して、ほんの1分ほど放映されました。

市場化テストというのは、これまで「官」がしてきた「公共サービス」について、「官」と「民」が対等な立場で競争入札に参加し、価格・質の両面で最も優れた者が、そのサービスの提供を担っていく制度とされています。
ハローワークに関して言えば、経済財政諮問会議に厚生労働省が提示した案は、
1、全国576箇所のハローワークのうち、都内2箇所で無料職業紹介と就職相談などの事業を市場化テストとする。
2、官側の職員が従来どおりの業務を続け、民間側は建物の一角に窓口を新設する。
3、求職者は官民の窓口を自由に選ぶ官民併存型となる。
としています。
また、全国の求人情報をハローワークの職員はオンラインで検索できますが、民間はCD-ROMによる情報提供にとどめるなど範囲が決められています。

どんな分野でも官とか民とか区別せずに流動化したほうがいい。
色々なものや情報、人が、自由に行き来して動いたほうが、世の中が活性化して元気になります。社会が元気になるために、まずは始めてみて、お互いのよさをミックスさせ、利用者のためになるサービスを提供していくことが大切ではないでしょうか。

 
 

H.I.S.の澤田会長の会社に行きました。
新宿のビルは、明るく広く、まさに澤田さんの人柄そのもの。

僕が代表を務める、日本CHO協会の雑誌『CHOレポート』で、対談してもらいました。
日本CHO協会というのは、日本を代表する企業の人事責任者が、人事の役割や人事戦略を研究、提言する組織です。CHO(Cief Human Officer)は、企業の根幹である「人材」の最高責任者という重要な役目を担っています。

澤田さんは社員に「明るく、元気に、楽しくやろう」ということをいつも言っています。
一番苦心しているのは、そうした自分の理念や心構え、ポリシーを社員に伝えること。
言っているつもりでもなかなか伝わっていないことが多いとか。
「旅行」で自分たちは、健康や教育、コミュニケーションや平和などのお手伝いをしているんだ。お客様に喜んでいただくための仕事をしているということを認識してほしい。
そのために、役員会、幹部や教育セクション、現場でも、朝礼でも、繰り返してもらっていると話していました。
旅行で5000人、金融で5000人と、グループ全体で1万人の社員を抱え、現場に声を伝えることの難しさを痛切に感じていると話していました。

トップはモチベーターとして、夢や志、仕事を通していかに社会貢献をしているかをみんなに伝えることも、大切な役割の一つです。

「企業は人なり」と言いますが、長く社会から必要とされ、社会に存続し続ける企業であるためには、そこで働く人、一人ひとりのモチベーションを高め、高い志と使命感でやり抜く力が必要です。

社会の役に立ち、社会に影響を与える。
ベストセラーよりロングセラーであることを望みます!

*澤田さんが登場する『CHOレポート10号』は、5月末発行予定です。

 
 
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