女性就労省 補佐官のもう1人のY・Sです。みなさんこんにちは。
私の住んでいるのは、都会から離れたある地方都市です。
少し前ですが、友人の飲食店の店長から、
「土・日の夜、ご主人が奥様方と友人たちの食事会が終わるのを
駐車場で待っている光景をよく見るよ」という話を聞きました。
奥様方の月曜から金曜は家庭を守り、その代わり土・日に羽を伸ばすというような
ライフスタイルを反映しています。
私たちの街では私の予想に反して、働きたいと思っている主婦の方が
たいへん多いのに驚きます。
私が話を聞いた多くの方は、週2〜3日、あるいは10時〜15時までの
パートタイムで就業する働き方を希望しています。
ところが立派な経歴やスキルを持った方でも、
それを活かして短時間で働けるような仕事はほとんどありません。
仕事がないのにも関わらず、なぜそのような働き方を希望するのかというと、
「家庭があるから」、あるいは「子供の幼稚園のお迎えがある」といった答えが
圧倒的に多いのが現状です。
突然ですが、みなさんは“男女共同参画社会”という言葉をご存知でしょうか?
全部漢字の単語なので難しく聞こえますが、
1999年に成立した「男女共同参画社会基本法」によると、
「・・・性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる・・・」
そんな社会の事を言います。
あるとき、市役所を訪問し、“男女共同参画社会”について取り組んでいる担当の方の
お話を聞く機会がありました。
その方は、“男女共同参画社会”について、啓蒙を目的として定期な講演会を
開催していらっしゃいますが、「なかなかうまくいかない」とおっしゃっていました。
なぜかというと、「講演会の参加者の多くは女性で、男性はほとんど参加せず、
“女性の事を考えるのは女性だけ”である」こと。
また「企業における、女性進出が進まないのはなぜか?」という質問については、
「企業内に女性が働きやすくなる制度がほとんどないのが実情」とも話されていました。
男性の私にとっては両方とも耳の痛い話でした。
家庭を守るという「現実」の中で、
仕事がしたいという「希望」を持っている女性の活躍を妨げる「壁」。
女性が活躍できる社会を目指して自分に何が出来るだろうか?と
改めて考えさせられたある地方都市の実情でした。
女性就労省 Y・S
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