パソナ・シャドーキャビネットブログ

ソーシャルアクティビストとしてページへ 最終更新日:2008年06月25日 (水)

「社会の問題点を解決する」はパソナの企業理念です。常に問題意識を持つために、
2007年、創業の日の2月16日に「パソナシャドーキャビネット」を立ち上げました。
ご意見やアイデアを募集しています。

 

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こんにちは。
起業支援省のK・Tです。
起業支援省は「日本にもっとベンチャー風土を!」をテーマに活動しています。

私はパソナに入社してから12年が経ちますが、
その間終身雇用制度に代表される日本型経営システムの転換や、
雇用の流動化が進み、働き方の選択肢がずいぶん増えたのではないかと思います。
そのひとつが派遣社員という働き方です。
育児を終えた主婦に働く場を提供したいという想いから
1976年に始まったパソナの「人材派遣システム」をはじめ、
就職氷河期の女子大生を応援するビジネスインターン制度など、
常に雇用の問題に取り組んできたパソナの歴史と共に、
日本における「雇用」の概念も少しずつ変化してきていると思います。

人々の働き方が多様になるということは、当然企業側の雇用形態も多様化しているのですが、
最近のメディア等では雇用形態を「正規雇用」と「非正規雇用」の二つに大別し、
いわゆる「格差社会」との関連性を報じています。
非正規雇用とは、パート、アルバイト、契約社員、嘱託、労働者派遣事業所の派遣社員を言い
(厚生労働省:「労働経済の分析」より)、「期間を定めた契約で職員を雇う雇用形態」のことです。
日本では残念ながら一部で「雇用格差」と言われる現場がありますが、
欧州では80年代から働き方の違いによらず均等待遇の動きがあり、
雇用の概念は日本とずいぶん違う印象を受けます。

日本のベンチャー風土がもっと盛り上がるためには、
雇用の概念を「正規雇用」と「非正規雇用」だけにとらわれるのではなく、
人間の個性と同じだけ様々な働き方もあるという働き方に対する意識変化や、
その多様な雇用形態を支える社会インフラ整備が必要なのだと思います。

そもそも、正規雇用だけが正社員だという概念が、
これからの日本社会の時代変化に対応していけるのか疑問です。
働き方に「正規」も「非正規」もないと思います。

企業に雇われて働く人、自らの能力を企業に提供して労働の対価を得る人、
起業家として新規事業を立ち上げる人、ワークライフバランスを重視した働き方を選択する人、
働き方や働くことに対する価値観も様々だと思います。

起業支援省として、自由に、気軽に、いろいろな働き方を選択し楽しむ人生を提案し
「ニッポンの働き方」を変えたい!と思います。

起業支援省K・T

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いただいたコメント

KTさんの意見に賛成です。どうして、どちらかが「正」しくて、どちらかはそうではないと決めてしまうのでしょうか。決めるのは社会ではなく、働く人、個人だと思います。「ニッポン」の働き方、是非、変えてください!

自分の職業教育・訓練・資格取得や年収アップ、雇用の安定や人生設計を、新卒で雇ってくれた企業にお任せにしていれば、安心できた時代が終わるということでしょうか。
 企業に依存しなくても、自分でキャリアアップすることができ、収入を安定させることのできる、自立(自律)した逞しい個人が、たくさん増えることを希望します。
 

たいちさん。
コメントありがとうございます。
たいちさんのご指摘のとおり、自分のキャリアアップや人生設計を企業に任せる時代はもう終わっているのかもしれません。
ただ自分自身を振り返って、よく考えると、自分のキャリアや自分の人生を任せるということころまで考えて、仕事や会社を選んでいたかと思うとそうではなく、むしろ、会社にそこまで任せて期待することは、自分の権利の一部を放棄することにもつながるかもしれないなと思いました。
自分が強くなることは、所属する会社を強くすることにもつながり、また、そういった個人や会社が集まることで、国全体が強くなるのかもしれませんね。

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