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『創業は創職である。』 改訂版
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南部通信 NAMBU NEWS PAPER Web版
南部靖之がこれまで執筆してきたコラム、論文を
バックナンバーとしてご紹介します。

時、人を待たず

更新:2005年10月

 

さり去って来たらざるは盛年。
来たれきって去ることなきは衰齢。
世間瞬来の夢。
栄華なんぞ身ならん。
人身水上の泡。
浮世誰かとどまらん。
光陰限りあり。
時、人を待たず。
過去の流転満々として皆のごとし。
未来の輪廻またしかならん。

 これは、出家して一生涯を放浪して過ごした「酔いどれ坊主」として有名な種田山頭火(たねださんとうか)という俳人の詩です。私は彼のこの詩がとても好きで、特に気に入っているのが「光陰限りあり。時、人を待たず」の部分です。
 月日や人生には限りがある。時は人を待ってはくれない。だからこそ、時間に流されてあっという間に過ごしてしまうのでなく、自分が時間を料理するつもりで人生を過ごしていきたい。二度とない人生だから、何事に対しても無我夢中で取り組んでいきたい、真剣に「時」に向き合って行きたいと思います。

 景気の回復とともに雇用環境も改善しつつありますが、フリーターなど若年層や子育てをしながら働こうとする女性、再就職をのぞむ中高年男性などにとっては、状況は決して楽観できるものではありません。それに対してパソナの果たすべき役割は、「社会復帰を望む人、新しい人生にチャレンジする人、自分の目標に果敢に挑戦する人に対して、幾重もの就労インフラをつくり上げること」であり、その役割を果たすためにパソナは今年、20代のための求人サイト「20Works」の開設、団塊・シニア世代のセカンドライフをサポートする「NARP」のスタート、働くお母さんを応援する「キャリアママセミナー」の開催をはじめ、さまざまな取り組みを行なっています。

 今年も3カ月を残すばかりとなりました。年末にこの1年を振り返ったとき、「よかったな」「やったぞ」と言えるよう、悔いのない時間を過ごし、しっかりと自らの役割を果たしていきたいと思います。

※パソナスタッフの情報誌「P-style」より転載しています


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