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VOL.4
女性が働きやすい社会になったと思いますか。
『創業は創職である。』 改訂版
東洋経済新報社
(2006年6月)
詳しくはコチラ
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不定期ですが、南部靖之の今の考えや
メッセージを「南部通信」として発行しています。
10数年ほど前からでしょうか。
塾帰りの小学生が夜の9時、10時に、コンビニでおにぎりや栄養ドリンクを買っている姿を見かけるようになりました。
また、先日新聞に、最近の傾向として大学3年生の時に内定をもらった学生が、卒業するまでに何度も“卒業旅行”に出かけるのだそうです。
小中学生というのは本来、遊びを通して感性を育み、成長に合わせた運動をして身体を鍛え、“健全な精神と肉体”をつくっていくべき大切な時期です。
大学生は、社会に出て自立していくため、それぞれが仕事を通して自分を“表現する”ための何かに打ち込んでいるべき時期だと私は考えます。
一番遊ばなくてはならない時には夜遅くまで塾に通って勉強し、本当に“勉強”しなければならない時にはもう勉強には疲れてしまっている。
何かおかしい。
別の日の新聞ではこんな“サラリーマン川柳”が紹介されていました。
『衣食住 すべてそろった 偽装品』
「この社会はどこかおかしい」「基本的な考え方が間違っている」みんながそう感じているのではないでしょうか。
しかし、社会というものは船のように舵を切ってもすぐには方向を転換することができません。ゆっくりとしか動かないものなのです。そしてそれは“雇用システム”についても同じです。
1976年2月16日、「子育てを終えた女性がスキルや経験に見合った収入を得られる就労インフラをつくりたい」、「働く側が選択できる就労インフラをつくりたい」という思いからパソナグループはスタートしました。
しかし30数年たった今も、日本の雇用システムは、働く人全体で見るとほんの数%しか存在しない“大企業の男性正社員”が基準で、ひとつの企業で定年まで働くのが一番有利な制度・仕組みを中心にしたまま、ほとんど変わっていません。いやそればかりか、それを強化しようとする動きすらあります。
しかし、たとえば2009年春に卒業予定の学生に行なわれた民間の調査では、「知名度は低いが、やりがいのある企業」を志望する学生は80.8%、それに対して「知名度は高いが、成熟してしまった企業」は41.3%と半分程度。
昨年末にパソナが開催した「職博」の来場者アンケートでも、今後希望する就業形態として「正社員」と答えた人は48.4%。「派遣社員」が44.4%で、「こだわらない」という方15.2%を加えれば「正社員」よりも多いのです。
パソナのイベントにお見えになった方を対象にしているからということを差し引いても、かなりの数値ではないでしょうか。
もはや、みんなが大企業の正社員を志向する時代ではなく、働くことに対する価値観の多様化はますます進んでいます。働く人は1人ひとりそれぞれ、夢も希望も、ライフスタイルも、気持ちも、個性も異なります。
そして、どのような規模の会社で、どのような働き方で、どのような職種で働こうと、働くことはみな貴く、それぞれが尊重されるべきなのです。
雇用形態のいかんに関らず平等に扱われる社会基盤。
それぞれが自分に合った形で安心して自由に働くことのできる仕組み。
働く1人ひとりが主体となって、組織に振り回されることなく、自らを埋没させることなくイキイキと働くことのできる社会。
そのような社会を今こそ実現していかなければならないと思います。明治維新がそうであったように、社会という“船”を動かしていけるのは、私たち自由な“民間人”のたゆまぬ情熱だけなのですから。
2005年以前のバックナンバーはコチラ
Vol.24
社会という“船”を動かす
Vol.23
花無心招蝶(花無心にして蝶招く)〜絆を育む〜
Vol.22
人の温かさが伝わるIT社会を
Vol.21
混合治療について
Vol.20
人を輝かせる ヒューマン・インキュベーション
Vol.19
ソーシャル・アクティビストとして
Vol.18
文化活動への支援
Vol.17
夢に向かって走る若者たち
Vol.16
若きベンチャーの獅子、フェイスの平澤社長に聞く
Vol.15
ソーシャルソリューション・ディ
Vol.14
人と企業に共通する3つの能力
Vol.13
夢と希望を与え続けたい
Vol.12
ギクシャクした社会だと感じませんか
Vol.11
2006年度 パソナチャリティーコンサートと桂三枝さんのお祝い会
Vol.10
2006年度 新社会人たちよ
Vol.09
沖縄の活力を見る
Vol.08
30周年で原点を振り返る
Vol.07
インドの思い出をもう一度
Vol.06
稲刈り式
Vol.05
「職博」若者のチカラ 開催
Vol.04
秋の大運動会開催
Vol.03
2005年度内定式
Vol.02
和歌山で農業インターンシップ「鄙の里塾」を始めます
Vol.01
パソナ国際交流プログラム2005ファイナルプレゼンテーション
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