この前のことです。
朝、道を歩いていたら腕に腕章をつけたお母さんたちが横断歩道のところに黄色い旗を持って立っているのを見かけました。
お母さんたちは子供が登下校のときに、事故がないように見回りに立っているということでした。昔で言う「みどりのおばさん」のような存在ですね。
そのときお母さんたちは笑顔で「おはよう」と子供たちに声をかけていました。
でも子供からは何の返事もありません。
どうして返事をしないのか不思議に思って「どうしてなんですか」と聞いてみると
そのお母さんは「知らない人に挨拶をしてはダメと言われているから」と答えていました。
JRに乗ったときのことです。
シルバーシートに、30歳ぐらいの淑女風のかたと分別のありそうな男性が座っていました。
そこへ、杖をついた若い女性が入ってらした。続いて80歳ぐらいの年配の方が前に立ちました。でも、誰も動こうとしない。
何かおかしいなと、私は遠くのほうから見ていました。
挨拶をするとか、席を譲るというのは基本ではないでしょうか。
感謝の気持ちや相手への思いやりがあってこそ、よい人間関係を築けたり、互いに助け合うことができる。
人と関わってこそ、人を見抜く力が養われる。
そうでなければ人とのつながりも、人を見る目も育たない。
どこかおかしいギクシャクした社会です。 |