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更新日 : 2010年12月09日

原点はベンチャー

ベンチャーって何でしょうか。
難しいものでしょうか。
新しい事業を起こすとは、いったいどういうことなんでしょうか。
いろいろ考えました。
もしかしたらそれは、
自分というものを集団に埋没させない力なのかもしれない。
常に「自分って何だろう」と考え、自分の意見をはっきり言う。
そして見直し反省することによって、成長する。
集団の中にあっても、
個性をアピールしながら理念、考えを発揮できる力なのかもしれない。
その結果、
集団の中でその力を発揮する人もいれば、
集団から外に飛び出す人もいる
ということではないか。
よく学生から
「南部さんは、パソナの前進のテンポラリーセンターを自分でつくってこわくなかったですか」
「学生時代から、なぜ新しいものをはじめようとしたんですか」と聞かれますが、
最初から「こわい」とか「危険」と思ったことはなかったですね。
それは両親の影響が大きいかもしれない。
普通は、勉強ができないとダメだといわれるけれど、
ぼくは小さいころから、
「算数が100点なのも、絵がうまいのも、ピアノがうまいのも、
サッカーが上手なのも、しゃべって皆を笑わせられるのも同じ才能だよ」
と教えられてきました。
モノサシはひとつではない。
勉強ができること=人格が偉いのではないんだと教わってきました。
勉強では負けても、ぼくのことをうんとほめてくれて、
それが自信や勇気にかわっていった。
ほめられたり、感謝されたりすると自信がわいて、
人はよみがえるんですよね。
元気でにこにこしていると、友達がやってくる。
友達が多いとまたそれが、自信や勇気になる。
母はいつも
「夢を持ちなさい。夢は大きいほうがいいよ。
社会全体が喜んでくれるほうがいいよ」と言っていました。
それが、今も持ち続ける僕の「志」です。
能力を超えて自信を持ってチャレンジする。
その姿そのものが、ベンチャー精神ではないでしょうか。

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