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更新日 : 2008年09月01日

株式会社パソナグループ 第一期株主総会

持株会社パソナグループ発足後、初めての株主総会を開催しました。
お盆明けの暑い中でしたが、
たくさんの株主様にお越し頂き本当にありがとうございました。
普段なかなかお話するチャンスがありませんが、
ご意見やアイデア、ご批判などをうかがい、
一年に一度の貴重な機会にゆっくりとお話させていただきました。
この総会の中で、
今の世の中で言われている正規、非正規、派遣のイメージについて自分の考えをお話しました。
「33年前の創業のとき、4時間でも8時間でも週1日でも週5日間働くのでも、
処遇面で格差がないようにしたいと志を立てました。
さらに大企業に入れない90数パーセントの人達にも平等に受けられる
教育、メンタルケア、健康管理、保養所などの福利厚生面の格差をなくすことについても
パソナは努力してきました。
今、この時代に、派遣という働き方が脚光を浴びるのはおかしい。
もし、10年か20年前にもっと注目されていたら、今のような格差もなく、
みんなが自分のライフサイクルに合わせて老若男女、
人生と仕事をエンジョイできたと思う」とお話させていただきました。
パソナの派遣スタッフには、まさに今、少しずつですが、
格差のない働き方を提供することができてきています。
正社員、非正社員に関わらず、
働く人一人ひとりが企業や国に依存することなく、
「自立した個人」として企業と対等な関係で結ばれるのが本来のあるべき姿です。
その自立した個人の集団、インディペンデント・ソサエティを実現していきたい。
国民一人ひとりが強くなれば、国が強くなる。
そのためにも、自立した個人をサポートする社会基盤を整備すること、
多様な就労インフラを構築することが、パソナグループの社会的使命です。
そしていつかパソナが作りあげたインフラが、
日本という国全体の人事部として、「株式会社日本人事部」として機能を果たすことでしょう。
これから新たな1年、気を引き締めて頑張ってまいります。

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