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更新日 : 2008年07月28日

僕の思い過ごしでしょうか

このところ、正規社員・非正規社員というこの2つの言葉が、
日々マスコミにも取りあげられ目や耳にしますよね。
「非正規社員」の「非」=あらざるという言葉は、僕はおかしいな~と感じます。
国民が一つの雇用体系の条件の下で、
どこかの企業に所属して月~金曜、朝から晩まで働くことが正しい社員であって、
それ以外は「非正規」社員と呼んでいる。
赤ちゃんや介護のお年寄りを抱えていたり、お稽古事や夢に向かって頑張っている人達で、
毎日働いていない人達は社員で非ず!とは・・・?
社員は国民ですから国民で非らず、ということですよね。
自分のしたい仕事・自由な働き方を自ら選び、
キャリアアップを目指したり、
趣味を充実させたり、
夢を叶えたりしている人たちも、毎日働いていないと国民で非ず!
また自分の意思に関係なく毎日働きたくても働けない人達に対しても
国民で非ずとは・・・?
本来働くことはどんなことでも素晴らしい。
時間給での差別や、仕事内容で優劣をつけるべきものではありません。
それなのに、「非正規」というくくりで、
自信と誇りを失くして肩身を狭くしている人が多いのではないでしょうか。
企業の役割は「国民のモチベーター」であるべきなのに、
国を支えるための「金のなる木」になっているのではないか?
社員(国民)から税を取れないと
今度は法人税の増収という現金回収によって未来を担う人を育てる役割のある企業を疲弊させては
元も子もない、と考えます。
政府の立場から見ると、
300万人以上の地方公務員全員の生涯賃金を年金(恩給)まで国民に面倒みてもらわないと困るからなのかな~。
でも、15、16人で1人の公務員を養うために一生懸命みんなで働きましょう とは思うものの、
もう少し何かできないのかな・・・。
工夫したり、アイデアを出すことでできることがあるかもしれない・・・。
毎日働けない人はじっと家庭にいて動かないでいなさい。
働く人は、毎日朝から晩までせっせと働いて税金を納めなさい
という官尊民卑の考え方がどこかに再び芽生えてきたのか。
これが僕一人の思い過ごしであるといいのですが。

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