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更新日 : 2006年10月10日

ダイバーシティへの取り組み?!

先日、専修大学で講義をしたあと、感想と質問を受講学生たちみんなが寄せてくれました。レポート用紙に何枚も書いてくれるなど、とても熱心に聴いてくれたのがよくわかりました。ありがとう。
その中の質問で、
「話の中で、価値観の多様性という言葉が出てきましたが、実際に会社を経営するうえでダイバーシティ(人材の多様性)経営などの取り組みは行っているのでしょうか?」というのがありました。
パソナは、日経WOMANの調査によると「女性が働きやすい会社ランキング」で総合5位に選ばれたんです。また、「女性の管理職登用度」では日本企業では1位になりました。管理職の女性比率は3割を超え、平均値の6倍にもなっています。
パソナには3人、女性の専務がいますが、「えっ?パソナはそんな特別な会社なの?」と不思議に思いました。それって僕は当たり前だと思うんですが、みなさんはどう思われますか?
執行役員にも女性が大勢います。人口の半分は女性なのですから、女性が管理職にいて普通だと僕は思っています。
 
また、障害者雇用支援も積極的に行っています。パソナハートフルという専門会社を創業したのは、1989年のことです。先日も知的障害者を中心に農業分野での就労拡大のために千葉県に農場「ゆめファーム」を作ったことをブログでご紹介しました。そのほかにも、アートによる自立のための、芸術支援活動を行っています。
当たり前のことをしていて注目されるというのは、日本の企業社会は、昔と、まだそれほど変わっていなかったのだと反対に思い知らされました。

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